今日はなんと、うさぎの聖地である「大久野島」へと行ってきました!
大久野島とは、別名「地図から消された島」や「毒ガス島」とも言われ、戦時中に化学兵器の生産拠点として使われた島です。
第一次世界大戦以降の化学兵器製造の面影が残されている島なのですが、それとは別に「うさぎ島」としての名も持っています。
うさぎ島という別名のとおり、この大久野島には多くのウサギが生息しています。
数にすると2015年現在、700羽くらいでしょうか?
うさぎ好きからすると、いつかはいってみたいと憧れる場所ですね。
うさぎに囲まれた生活、してみたいものです。
今回行く大久野島は、ペットを連れて行くことが出来ません。
理由は多々ありますが、要するにトラブルを避けるためですね。
というわけで、ぷーちゃんを連れて行くことはできません。
お家でおとなしくお留守番してもらいます。
まぁ、どちらにしろ移動から何から大変なので、旅行にペットを連れて行くのは難しいですね。
まず大久野島へのアクセスですが、宮島などと同じようにフェリーでのみ行くことができるので、フェリー乗り場である竹原市の忠海港へと向かいます。
駅がすぐ近くにあるのですが、無料駐車場があるので車で行っても大丈夫です。
ただ、車で大久野島へと上陸することはできるのですが、大久野島内で移動に使うことはできませんのでご注意下さい。
自転車なら持ち込むことができ、乗ることができます。
いっそセグウェイとか導入してほしいですね(笑)
フェリーの料金は片道が大人310円、子供160円となっています。
時刻表については、大体1時間おきに動いています。
詳しくはこちらのサイトをご確認下さい。
うさぎの餌に大根の葉、ニンジン、チモシーを用意して出発です!
大久野島に行くときは、あらかじめ餌を用意しておくことをオススメします。
忠海港へと到着すると、ゴールデンウィークだったこともあって長蛇の列でした。
朝9時過ぎに到着していたのですが、駐車場もかなりギリギリな状態でした。
また、時間通りに到着してもフェリーに全員乗ることができず、次の便を待つことがあります。
私は運良く小型の客船に乗ることができ、10分遅れ程度で出発することができました。
船に揺られながら10分ほどすると、大久野島に到着!
早速うさぎさん発見です!
こんな感じで至る所にうさぎさんがいます。
こちらのうさぎさんはナデナデさせてくれました。
可愛いですね。
ただ、よくみると耳が変形していたり、傷がついていたりしています。
これが野生ですね。
野生のうさぎは縄張り争いがあるので、喧嘩や怪我は日常茶飯事です。
まずは休暇村という宿泊施設へと向かうことに。
その途中には、化学兵器製造所として使われていた資料が見れる、毒ガス資料館がありました。
こんな感じで、島の至る所に化学兵器製造の面影が残されています。
少し歩いて行くと見えました!
こちらが大久野島の宿泊施設である、休暇村です。
こちらで宿泊する他、レストランもあるので食事をすることができます。
また、お土産屋さんもこちらにあるので、お買い物の時もこちらを利用します。
ちなみに、ここへは港からバスも出ており、バスに乗って休暇村を行き来することもできます。
この休暇村の近くが一番うさぎさんが多い気がしました。
ただ、多くの人が餌を与えているため、餌をねだられるようなことはありませんでした(笑)
お花の木陰で休むうさぎさん。
いろんな模様のうさぎさんがいます。
ただ、私が確認した中では、ぷーちゃんのように真っ黒なうさぎはいませんでした。
黒っぽいうさぎでも、ほとんど茶色がかっていました。
休暇村の前はこんな感じです。
朝だと人がまばらでしたが、昼になると人が行き交うようになりました。
この通りの奥には、自転車や釣り竿などを貸してくれるネイチャーセンターという場所があり、そこで自転車を借りることにしました。
しかし、多くの人が借りたため、すべての自転車が出払っているとのこと。
ただ、2時間制という制限がかけられていたので返却まで待つことにしました。
15分ほど待つと、自転車が揃ったということで声をかけていだたきました。
普通の自転車と電動自転車とあるのですが、今回は電動自転車を貸し出していただきました。
料金は2時間で電動自転車だと500円でした。
宿泊の場合だと100円ほど値下げされます。
電動自転車には初めて乗りましたが、すごいですね。
体にほとんど負担をかけることなく進んでいきます。
これで島の散策が快適になりました。
自転車で島をまわっていきます。
こんな綺麗な海水浴場があります。
海も透き通っていて綺麗ですね。
戦時中に使われていた場所でしょうか?
今はもう使われていないタンクですが、いい雰囲気が出ていますね。
展望台からの眺めはこんな感じ。
大久野島唯一の灯台が見えます。
こんないい雰囲気が出ている道で、サイクリングを楽しみました。
もちろんうさぎさんも忘れていませんよ!
いっぱい撮ってしまいました(笑)
チモシーをひたすらモグモグするうさぎさん。
子うさぎと見守る親うさぎ。
うさぎ三兄弟。
木陰で遊ぶ子うさぎ。
通り道はこんな感じ。
うさぎはいろんなところに色んな形で登場してきました。
急に山から飛び出して餌をねだられることもありました。
さすがはうさぎの島です。
うさぎが常に走り回っている光景はとてもほほえましいです。
うさぎ好きにはたまりません。
とても幸せな時間でした。
夕方になり、帰る時間が近づいてきました。
とりあえず休暇村でお土産を見てみます。
たくさんのうさぎ商品が売っていましたが、私が買ったのはこちら!
うさぎの箸と箸置き
そしてなんと!
うさんちゅTシャツ
裏はこんな感じ。
つい買っちゃいました(笑)
Tシャツは1900円ほどとお手頃価格だったので、もう1着あってもよかったかもしれません。
他の色もあったのですが、ぷーちゃんの黒に沿って黒にしちゃいました(笑)
そして、うさぎのはなくソフト。
これ本当にこういう商品名です(笑)
なめらかな舌触りのソフトクリームにサクサクのチョコスナック。
とても美味しいのでオススメです。
幸せな時間を過ごしましたが、もう帰らなければなりません。
名残惜しいですが仕方がありません。
また夏にでもキャンプしに来たいですね。
ちなみにですが、帰りのフェリーもかなりの行列で、1時間後に来る船に乗ることになってしまいました(笑)
人が多いとこうなりますが、仕方がありません。
なんとか無事、帰宅することが出来ました。
家ではぷーちゃんが待ちくたびれて寝ていました(笑)
大久野島のうさぎと比べると、驚くほど人懐っこいぷーちゃん。
やっぱりぷーちゃんが一番可愛いですね!
大久野島へ行った感想ですが、まず思ったよりうさぎが少なかったですね。
餌を持っていると10匹位に囲まれると思っていたのですが、人が多かったためか来て2,3匹でした。
行くならゴールデンウィーク等人が多そうな日を避ける事をオススメします。
それと、うさぎは沢山いたのですが触れることがほとんどできません。
触りたくてもすぐ逃げてしまうので触れ合って遊ぶなんてことはまず出来ないのが残念でした。
うさぎと触れ合いたいと思う方は、大久野島ではなく広島のマリーナホップにあるふれあい水族館をオススメします。
最後に、大久野島はレジャーとしての利用をオススメします。
うさぎは二の次くらいに考えたほうがいいと思います。
キャンプ場、海水浴場、サイクリング、テニスコートなど、遊べる物は揃っているのでそちらを目的に行ったほうが楽しいです。
いかがでしたか?
大久野島のことを色々紹介しました。
少しでも興味を持たれた方は、一度遊びに行ってみてはいかがでしょうか?